■ ID | 499 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 産業廃棄物の発生源と処理源の地域クラスター分析 |
■ 著者 | 立尾浩一
(財)日本環境衛生センター 山田正人 (独)国立環境研究所 川畑隆常 (独)国立環境研究所 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第16回廃棄物学会研究発表会、平成17年11月2日 |
■ 抄録・要旨 | 産業廃棄物の発生・処理実態、処理・資源化技術、地理情報等を物流面から整理することにより、再資源化と減量化の拡大及び適正な最終処分のための計画策定支援ツールの開発を行っている。本報告では、埼玉県を中心とした産業廃棄物の地域間の移動に係わる因子をクラスター分析し、廃棄物物流を支配する因子を検討した。
従来、産業廃棄物の物流は輸送距離や処理施設能力が成因であると考えられていたが、本研究結果から、輸送距離(コスト)の他に、処理技術レベルも物流形成の一因となっていることがわかった。少なくとも埼玉県内の中間処理業者は、処理先のコストだけでなく、発生源側の意向、最終処分容量の逼迫、企業イメージアップ等のインセンティブで、これまで最終処分されていた処理(選別)物をできるだけ減らし、資源化物としての引取先を拡大する方向で、技術開発を進めていることを意味する。 |
■ キーワード | 産業廃棄物, *廃棄物処理施設, 発生, *立地, *クラスタ分析, 相関関数, 有用物質回収, 資源再生, 広域処理, モデル |
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